クリスマスも過ぎた26日。
街はあっという間に年末ムードだ。

そんな中、私と無事仕事納めを迎えた友人が訪れた小さなお店。
―――「WORLD BREAKFAST ALLDAY」

DIYの温かみ感じる白い両開きのドアを開けると、
そこは”フィンランド”の食卓だった。

このお店のコンセプトは、
『朝ごはんを通して世界を知る』

“伝統的な朝ごはんは消えつつあるが、
そこには歴史、文化、栄養、生きることを楽しくしてくれるヒントがいっぱい詰まっている”

…ということらしい。

「確かに(‘ω’)」

海外へ何度も留学、旅行経験のある友人が大きく頷いた。
そして、運ばれてきたメニューを見て、パッと笑顔になる。

「懐かしい!!これが日本で食べられるのは良いね♪」

そう言って指さしたのは、
“Karjalanpiirakka【カルヤランピーラッカ】”

ミルク粥をライ麦の生地で包んだパイに卵とバターで作るムナボイをのせていただく。
フィンランド東部カレリア地方の伝統料理で、
今ではフィンランドの国民的な料理として朝ごはんを中心に食べられているそうだ。

ちなみに友人はコレを”もち”と呼んでいた。

なぜ”もち”??
まぁ、この疑問の答えは後に得られることになるのだが。

さて、旅行の話題で盛り上がっていたところで、まずは飲み物が運ばれてきた。


“Glögi【グロッギ】”

フィンランドで、クリスマスの時期に特別に飲まれる温かい赤ワイン。
シナモンやクローブなどのスパイスがたっぷり入っている。

今回は、クランベリージュースで作ったノンアルコールバージョンで…

「Kippis!!(キッピス)」＝乾杯

ゆらゆら揺れるキャンドルの灯りに照らされて、
クリスマス当日より、何だかとってもクリスマス気分★☆★☆★

さぁ、いよいよカルヤランピーラッカが登場するようだ(*’ω’)ﾉ


お皿の一番手前に見えるのが、カルヤランピーラッカ。

付け合わせは、
クリスマスシーズンに欠かせないフィンランドのサラダ「ロッソリ」、
きのこのソテー、ミートボールにリンゴベリージャムを添えて。

ロッソリには、
ビーツ、ピクルス、玉ねぎ、リンゴ、ジャガイモなどが使用されていて、
大満足のボリューム!!

そして、
ちょっと抵抗があったミートボールを友人に促され一口。。。

これは…ビックリだ( ﾟДﾟ)!!
ミートボールにジャム…美味しいじゃないか!!?

新世界を手に入れた気分だ。

そうそう、
「カルヤランピーラッカ＝もち」についてだが、
実際に食べて理解した。

何というか…

そうだなぁ…

もち一歩手前(・-・)?

米粒の食感も適度に残っていて、つまりはそんな感じなのだ。

ライ麦のパイ生地の香ばしい香りとマッチして、
なかなか食べ応えのある一品である。

英語や…あれは何語だったのだろう?
とにかく、たくさんのクリスマスソングを聞きながら、ゆっくりをした時間を過ごす。

日本にいるのに、
そこは、フィンランドだった。

日本に居ながら外国気分を味わえるなんて、
なんて幸せなことだろう。

しかも、日本人の味覚に合わせたものではない、
本格的な現地の味だ。

「あぁ、旅に出たい」

そう思った日は、ここを訪ねてみてはいかがだろう??

■WORLD BREAKFAST ALLDAY
→http://world-breakfast-allday.com/

ちなみに、1月／2月はベルギー気分を味わえる( Φ ω Φ )

私のところにもサンタさんが来たよっ!!


ありがとう★
オカンサンタ(笑)

さてさて、肝心の中身はと言いますと…


ご当地カレー(高知＆香川)
上に乗っかっている包みの中には図書カード(笑)


さらに、コーンフロスティ(サイズ違い4つ)

こ、これは…どういった意図があるのだろうか(ΘωΘ)??

あと、大量に単三と単四の乾電池が入っていました(笑)
当分買わなくてすみそうです。

とにかく、ありがとう!!
オカンサンタ★

*<|艸･ω･*|…。oо○☆Merry X’mas☆○оo。…|*･ω･艸|>*